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留学生ホームステイを四国中央市で実施しました

 本学の留学生4人(フランス人2人、中国人1人、台湾人1人)が、平成28年6月17日(金)から6月19日(日)まで、四国中央市でホームステイを体験しました。このホームステイは、地域における相互交流の推進と、愛媛をより深く留学生に知ってもらうことを目的に、国際教育支援センターが毎年実施しているものです。また、留学生と地域の方や地域社会との交流をより強化するため、ホームステイ中には地元の小学校訪問も行っています。
 まず、6月17日(金)に、四国中央市寒川小学校を訪問しました。留学生は、スライドを使って母国について日本語で紹介し、小学生からのいろいろな質問に答えたり、小学生と一緒に腕相撲やハンカチ落としなどの日本のゲームを楽しんだりしました。その後、留学生たちは給食にも参加し、自分たちの母国とは異なる昼食の様子に驚いていました。

 

 学校訪問終了後は、四国中央市にある愛媛県紙産業技術センターと道の駅霧の森を訪問しました。愛媛県紙産業技術センターでは、四国中央市の伝統産業である水引細工ストラップ作りを、霧の森では茶道を体験し、日本の伝統的な文化を楽しみました。その後、ホストファミリーと対面し、始めは緊張した面持ちでホストファミリーに日本語で挨拶をしていましたが、2日後松山に帰る頃には、「日本の家族」との別れを惜しんでいました。ホームステイ終了後の日本語の授業では、初めて日本語でお礼状を書き、早速ホストファミリーへ送りました。

 

 国際教育支援センターが実施しているこの行事は、毎回県下の異なる地域で行っており、今回で24回目となります。いずれも地域の皆様のご協力のもと、それぞれの地域の特徴を生かした内容で行ってきました。現在では、この行事を通してできた関係が広がり、愛媛大学国際教育支援センターと各地とのネットワークが形成されつつあります。センターでは今後もこの行事を継続的に行い、この交流の輪をさらに広げていきたいと考えています。
 最後になりましたが、今回のホームステイは、四国中央市役所・四国中央市国際交流協会の皆様に多大なご協力をいただきました。心よりお礼を申し上げます。