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第12回愛媛大学学術フォーラムを開催しました【9月2日(金)】

 平成28年9月2日(金)、総合情報メディアセンターメディアホールで、愛媛大学学術フォーラムを開催しました。今回は、「脳の不思議に迫る」をテーマとし、学内の教職員、学生、学外からの参加者も含め、約120人が参加しました。
 始めに、大橋学長から開会挨拶があり、本フォーラムのテーマ「脳の不思議に迫る」について説明がありました。その後、東北大学大学院医学系研究科の大隅典子教授から、脳の発生のメカニズムについて講演いただきました。続いて、同じく脳をテーマとした研究発表として、本学大学院医学系研究科の田中潤也教授による「シナプスを食べる脳細胞、マイクログリアと脳機能」、理工学研究科(理学系)の村上安則准教授による「脊椎動物の脳の発生と進化に関わる分子基盤」、法文学部の大塚由美子准教授による「乳児の顔認識と脳活動」と題する発表があり、未知なる脳の不思議に多角的にアプローチする貴重な発表に、参加者は、熱心に耳を傾けていました。

 

 続いて、「研究倫理」をテーマに、大隅教授が「科学への愛と誇り:誠実な研究活動を進めるには?」について講演しました。研究環境の構造的問題を指摘し、成果を急ぐのではなく、「科学をする喜び」という「原点」に立ち戻る重要性を強調しました。

 

 最後に、宇野英満学術担当理事から本フォーラムの総括があり、閉会しました。
 「地域とともに輝く大学」であるためには、こうした本学の特色ある研究を積極的に発展させていく必要があります。今後も、重要なテーマについて情報を発信し、愛媛大学の学術研究の活性化を目指していきます。