令和6年4月22日(月)、バングラデシュのダッカ大学から、A. S. M. Maksud Kamal学長とMd Jahangir Alam日本語学科長が愛媛大学を訪問し、仁科弘重学長、光信一宏理事・副学長(国際連携)、沿岸環境科学研究センターの郭新宇センター長、渡辺幸三教授らと打合せを行いました。
ダッカ大学は、バングラデシュを代表する総合大学であり、本学の沿岸環境科学研究センターが同大学生物学部と部局間交流協定を締結しています。これまで同大学との間では、共同研究や大学院生及び研究員の受入れ等を行ってきました。
打合せでは、はじめに、渡辺教授から、平成30年以降日本学術振興会等の資金を得て、バングラデシュにおける病院排水や養殖魚の抗生物質の除去と薬剤耐性菌の制御に関する共同研究をダッカ大学と実施してきたことについて、説明がありました。
続いて、仁科学長から、今後の交流が複数部局に拡がる可能性を踏まえ、現行の部局間協定を大学間協定に発展させることについて、提案がありました。また、ダッカ大学内に愛媛大学海外サテライトオフィスを設置することや、研究者へのクロスアポイントメント制度の活用についても議論しました。Kamal学長からは、いずれの提案についても賛意が示され、具体的な内容の意見交換の場となりました。
愛媛大学は、ダッカ大学との間で、今後も共同研究や留学生の受入れ等の様々な分野において、相互の交流を一層進めていきます。
<沿岸環境科学研究センター>