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インドネシア共和国バンドン工科大学と学術交流協定を締結しました【5月28日(水)】

平成26年5月26日(月)〜30日(金)、柳澤康信学長一行がインドネシア共和国のバンドン工科大学を訪問し、大学間学術交流協定を締結しました。

 バンドン工科大学は、12学部がある国立総合大学で、学部学生約14,100人、大学院学生約6,700人、留学生約300人、教職員約2,800人を有しています。インドネシア共和国ジャワ島の西側に位置し、首都ジャカルタから車で3時間程の距離にあるバンドン市にあり、インドネシア国内では教育の質・研究レベルではトップクラスの大学です。インドネシアを特定の拠点国として位置付けている本学とは、重点的に国際貢献・国際連携を推進している大学の1つで、日本と同様に島弧であるため、地震や火山などの自然災害に対する防災分野に関連する共通課題を抱えています。
 理学部では、2009年にバンドン工科大学地球科学部と部局間交流協定を締結し、2010年以降、大学院理工学研究科の榊原正幸教授を中心として教育研究の交流を進めてきていました。2013年に榊原教授等がバンドン工科大学の学長を表敬訪問した際、今後の両大学間、特に理工学分野の交流を更に発展させるために、大学間交流協定を締結するための協議を進めることに合意し、今回の締結に至りました。

 今回の訪問団には、柳澤学長のほか、宇野英満理工学研究科長、大賀水田生理工学研究科工学系長、榊原アジア・アフリカ交流センター長ら6人が参加しました。
 5月28日(水)にバンドン工科大学を訪問し、学長室で柳澤学長一行とバンドン工科大学のAkhmaloka学長、Hasanuddin副学長(交流担当)、Eddy Subroto地球科学部長、Bambang地球科学部副学部長、Ivonne大学院地球科学研究科長との間で懇談がもたれ、両大学の紹介および情報交換を行いました。
 その後、調印式会場である大会議室に移動し、大学間学術交流協定の締結、ダブルディグリープログラム等を実施するための大学間学術交流協定に基づく愛媛大学大学院理工学研究科とバンドン工科大学地球科学部との学術提携に関する覚書を取り交わしました。
 さらに、両大学からの記念品贈呈の後、柳澤学長とAkhmalokaバンドン工科大学長から挨拶があり、両大学の現況紹介、学術交流協定締結に至るまでの教育研究の交流状況、今後の学生の相互交流、ダブルディグリープログラム等実施のための学術提携によって、両大学の交流がますます活発になることの期待感が示されました。
 今回、両大学間の学術交流協定の締結により、特に理工系分野を中心とした学生交流ならびに研究交流がさらに大きく発展することが期待されます。また、本学のインドネシアに対する国際貢献活動に大きく寄与することが期待されます。

調印後の記念撮影

調印後の記念撮影

<理学部>