お知らせ

第1回教育コーディネーター研修会を開催しました【5月8日(木)】

平成26年5月8日(木)、放送大学愛媛学習センターで、第1回教育コーディネーター研修会を開催しました。

 教育コーディネーター研修会は、教育改革を継続的に推進する体制を構築し、教育改善及び教育機能の向上を目的として、年5回開催しています。今年度は、平成23年度から25年度までの3年間のテーマであった「汎用的能力を育成するカリキュラムの開発と実践」を発展・統合させ、「愛大学生コンピテンシー」に謳われている汎用的能力の育成を推進するために、授業を提供する際の「教材」と「教員」の両面から「“学生の学び”の質保証のための方略を考える」をテーマにしています。特に、「愛大FDポリシー」(平成19年)で定義したミクロ・レベルのFD(個々の授業の改善)に焦点を当て、研修会を計画しています。
 研修会では、まず、松本長彦教育・学生支援機構長から今年度のテーマと概要について紹介があり、第1回目となる今回は、特にeラーニング教材に関する情報を共有し効果を検証することを目的とする旨の説明がありました。
 また、柳澤康信学長から今後の本学の機能強化の方向性について説明がありました。

 続いて、eラーニング教材を活用した授業として「社会力入門」「日本語リテラシー入門」「こころと健康」の事例紹介が行われ、各担当教員から教材や授業運営の工夫について紹介がありました。
 次に、「eラーニング教材の開発支援」と題し、教育デザイン室の仲道雅輝室長から、本学のeラーニング利用状況やコンテンツ開発事例の紹介のほか、教育デザイン室の機能や役割について説明がありました。教員がeラーニング教材の活用という考え方を取り入れ、必要に応じてインストラクショナルデザイナ−や技術的専門スタッフ等と協働し、授業運営を進めることが効果的であり、今後積極的に活用いただきたいとの案内がありました。
 参加した教育コーディネーターは、これらの事例紹介の中で、実際に学生が行う課題を体験したり、教材映像を視聴することにより、授業改善のヒントを得ることができました。

<教育学生支援部>