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お知らせ

第29回ヘルスアカデミーを開催しました【6月8日(日)】

平成26年6月8日(日)、いよてつ高島屋ローズホールで、「高齢者と共に暮らす」をテーマに第29回ヘルスアカデミーを開催しました。

 超高齢化が進行する日本において、「単身家族」や「核家族世帯」が増加し、高齢者と生活を共にした経験の無い家族が、急に介護をする側になることも少なくない状況となっています。特に、認知症疾患の介護を行う家族は、不安や戸惑いを感じることも多いと思います。そこで、今回のヘルスアカデミーは、認知症に関する正しい知識や高齢者の介護について学ぶとともに、高齢者の行動に対する気づきのポイントや介護の心得などを理解してもらうことを目的に開催しました。

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挨拶をする櫃本センター長

 始めに、本学医学部附属病院総合診療サポートセンターの櫃本真聿センター長から開会のあいさつがあり、続いて、本院スタッフによる講演が行われました。
 第1部は、本院看護部の大岡奈穂子看護師から、認知症における気づきのポイントと介護の心得が紹介され、杉本はるみ看護師からは「おしりにやさしいスキンケア」に関する事例紹介がありました。また、地久里公美看護師から「からだの変化と自宅でできるリハビリテーション」について講演が行われました。参加者は、自分や周囲の家族のことを想定しながら、どのように対応していく必要があるかを真剣に考えている様子でした。
 また、第2部では、桝田夏代看護師をコーディネーターに、講演者がパネリストとなって、参加者からの質問や疑問に答えるQ&Aコーナーが行われました。こちらでは、現在介護を行っている方や将来を不安に感じている方々など、参加者から熱心な質問が寄せられ、今回の各テーマが、多くの人々にとって身近な課題となっている印象を受けました。
 今後も、本院では皆さんの関心の高いテーマを取り上げ、様々な事例や対応策等を紹介していきたいと考えています。

<医学部>