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三浦教育振興財団奨学生が海外研修に参加しました【8月1日(金)〜11日(月)】

平成26年8月1日(金)〜11日(月)、三浦教育振興財団奨学生が海外研修に参加しました。

 公益財団法人三浦教育振興財団は、平成2年4月に故・三浦保氏の「優れた才能と自ら学ぶ意欲を持ちながら、経済的理由で修学困難な学生を援助し、地元愛媛県における教育振興に役立ちたい」という思いから設立されました。本学でも多くの学生が三浦教育振興財団から奨学金を受け、充実した学生生活を過ごしています。
 また財団では、海外での現地生活を体験し見聞を広め、将来の国際化・情報化に役立てるために、奨学生が海外研修に参加できる制度があります。
 今年度は、本学から農学部2年生の宇都宮大貴さんがカナダを訪れました。宇都宮さんは、海外に行くことで見識を広げ、日本とは異なる文化や生活を知り、本場の英語に触れることで今後の学習に繋げたいとの目的で本研修に参加しました。

 始めの3日間は、カナダのトロントに滞在し、2日目に博物館、3日目にはオンタリオ湖に浮かぶトロントアイランドを訪れました。トロントアイランドでは、カナダの自然を肌で感じることができ、休日ということもあり、カナダの休日の過ごし方も見ることができました。
 5日目にはナイアガラの滝を訪れ、湖と湖の高低差を利用して流れる滝の勢いと水に圧倒されました。日本の滝とは種類も大きさも全く違うことに驚き、自然の偉大さに感動しました。
 6日目から4日間は、ブラントフォードでホームステイを経験しました。ホームステイ中は、ホストファミリーと共に野球観戦、競馬場見学をしたり、伝統料理を食べたり、パーティーやキャンプファイヤーの経験もできました。特に、野球が好きなので、外国の野球を観たことは非常に良い思い出になったそうです。

 

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ホストファミリーと

 宇都宮さんから、「ホームステイ中は、英語が理解できなかったり表現できなかったりすることもありましたが、内向きになり黙り込むことがないように、積極的に行動するように心がけました。初めての海外で非常に緊張しましたが、たくさんの経験を積むことができ、非常に有意義な時間を過ごすことができたと思います。」との感想がありました。また、「今後は、今回の経験を活かして英語や専門科目の勉強に取り組んでいきたいです。そして、将来は世界を舞台に仕事をしたいと思いが強くなりました。農学部に所属しているので、世界の環境問題や食糧問題の解決に少しでも貢献していけるようになりたいと思っています。」と抱負を述べていました。
 このような機会を与えていただきました三浦教育振興財団の方々に、本学から感謝申し上げますとともに、宇都宮さんには財団の目的である国際化を担う人材になることを期待しています。

<教育学生支援部>