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大学院連合農学研究科生物資源利用学専攻博士課程のアグス・スキトさんが日本木材学会中国・四国支部研究発表賞を受賞しました【9月24日(水)〜25日(木)】

 平成26年9月24日(水)〜25日(木)、香川県高松市サンポートホール高松で開催された日本木材学会中国・四国支部第26回(2014年度)研究発表会において、連合農学研究科博士課程2年のアグス・スキトさんが日本木材学会中国・四国支部研究発表賞(口頭発表)を受賞しました。

 今回受賞した発表は、「Effects of methyl jasmonate as an elicitor on cell growth and production of bilobalide and ginkgolides from cell suspension cultures of G. biloba」で、イチョウの葉から誘導した培養細胞を用いて、ジャスモン酸メチルが細胞増殖に及ぼす影響を調べるとともに、細胞懸濁培養により消炎、血小板活性因子の阻害活性のあるギンゴリドやビロバライドを生産し向上させるという内容です。ギンゴリドやビロバライドの生産量が数倍増加することを初めて見出し、細胞懸濁培養によるギンゴリドやビロバライドの生産性に及ぼすジャスモン酸メチルの影響を明らかにしました。
 今回の研究発表賞は、アグスさんの研究への意欲的な取組みと共に、研究成果を分かり易くまとめた発表の仕方や理解度、質問への的確な返答も高く評価され、受賞の運びとなりました。

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賞状と盾

<連合農学研究科>