平成26年8月25日（月）から9月5日（金）までの10日間、愛媛大学職員インターンシップを実施しました。
愛媛県内の大学が相互に連携・交流する「大学コンソーシアムえひめ」事業の一環として、愛媛県内の大学生をインターンシップ研修生として受け入れました。愛媛大学生2人、松山大学生3人の合計5人が、本学が用意した5つのプログラムにそれぞれ配属され、大学職員の業務に励みました。
最終日には、研修生全員が取り組んだ内容、仕事の成果などをテーマに1人15分のプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーション前は、緊張からか表情がこわばっていた研修生でしたが、無事プレゼンテーションを終えた後には自然と笑顔がこぼれていました。
今回のインターンシップにおいて、研修生にとっては、自分たちが学んでいる大学という身近な場所での就業体験によってキャリア支援が図られたこと、また本学の受入担当者にとっては、部下の育成やOJTを実践することにより職員自身の教育能力向上を図るよい機会となりました。
発表を終えて
〜各受入プログラムの内容〜
教育学生支援部
教育学生支援部では、「学生中心の大学」づくりを支援する6課で業務を体験しました。各課において業務説明を受けた後、窓口業務や各種システムの入力作業を中心に行いました。就職支援課では、インターンシップ先を訪問し、教育支援課では、授業日程の作成に取り組みました。学生生活支援課では、学生目線で改善点を提案し、改善策を考えて実践しました。
研修を通し、職場でのチームワークの大切さを感じることができ、大きな収穫となりました。
社会連携支援部・国際連携支援部
前半の国際連携支援部では、短期プログラム留学生のインターンシップ風景を取材し、ホームページの掲載記事を作成しました。
後半の社会連携支援部では、ビジネスマナー指導や植物工場研究センターの見学、ICT利活用による防災・減災シンポジウムの手伝いなど、色々な業務を体験しました。
総務部
総務部では、大学の運営・経営を担う組織の一員として、会議の準備や資料の作成、文書管理等を行いました。さらに、学長の秘書業務、大学の広報活動の現場への立会いやミュージアムでの来館者対応等、幅広い業務に従事しました。
研修を通じて、社会人・組織人としての心構えを学ぶとともに、卒業後の進路を選択するにあたり、自分にとっての「仕事のやりがい」とは何かを考える有意義な経験になりました。
人事課・安全環境課
採用から退職に至るまでのヒトを支える業務の一環として、人事課・安全環境課全般の業務を体験しました。また、採用内定者に本学を身近に感じてもらえるよう、ニュースレターの内容を企画・作成したり、職員用手続き案内HPの改訂に主担当として取り組んだりと、実践的な業務にも従事しました。
研修を通じて、業務そのものだけでなく、仕事への姿勢も学ぶことができました。
農学部
農学部では、総務・会計・学務チームにおいて、各チームの特色ある仕事を経験し、さらに、農学部附属の農場や演習林での現地実習に取り組むなど、多岐にわたる業務に携わりました。
「事務」といってもデスクワークだけでなく、ときには力仕事もあることが分かり、また日々たくさんの職員と接したことで、仕事をする上でのコミュニケーションの大切さを学ぶことができました。
＜総務部＞