平成28年2月8日(月)、全日空ホテルで、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」キックオフシンポジウムを開催し、県や市町、経済団体等から200人の参加がありました。
このシンポジウムは、平成27年度に採択された県内6大学(愛媛大学、今治明徳短期大学、聖カタリナ大学、聖カタリナ大学短期大学部、松山東雲女子大学、松山東雲短期大学)の共同事業「地域の未来創生に向けた“愛”ある愛媛の魅力発見プロジェクト」が本格的に始動することを記念して開催されました。
まず、中村時広愛媛県知事(代理:門田泰広企画振興部長)、大橋裕一愛媛大学学長、野口学今治明徳短期大学学長、ホビノ・サンミゲル聖カタリナ大学・聖カタリナ大学短期大学部学長、棟方信彦松山東雲女子大学・松山東雲短期大学学長が連携して、この事業を推進していくために協定を取り交わし、調印しました。協定書に署名し、今後の決意を込めて手を重ね合いました。
続いて、キックオフシンポジウムに移り、大橋学長及び中村知事(代理:門田部長)の開会挨拶、COC+事業責任者の仁科弘重愛媛大学理事・副学長から事業の紹介、野口学長、サンミゲル学長、棟方学長から挨拶並びに今後の抱負をお話しいただきました。
その後、まず、大一ガス株式会社代表取締役社長(愛媛大学経営協議会委員)の稲葉隆一氏から「地方創生に思うこと」、続いて、株式会社ユイ・システム工房代表取締役社長の中谷恭治氏から「道草のすすめ—“急がば回れ”の人創り—」と題した特別講演がありました。
文部科学省COC+事業は、大学が地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって魅力ある就職先の創出をするとともに、その地域が求める人材を養成するた めに必要な教育カリキュラムの改革を断行する大学の取組みが支援を受け、地方創生の中心となる「ひと」の地方への集積を目的としています。調印式及びキッ クオフシンポジウムはその出発になる記念になりました。