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第70代横綱日馬富士関が附属病院を慰問に訪れました【10月22日(土)】

 平成28年10月22日(土)、第70代横綱日馬富士関(伊勢ヶ濱部屋)が、医学部附属病院を慰問に訪れました。

手形ボードにサインする日馬富士関

手形ボードにサインする日馬富士関

 ひと月の間に地方22か所で開催される過密な秋巡業の中、高知場所を終えた日馬富士関は、松山に着いたその夜、病気と闘う子どもたちを励ますために来院しました。
 日馬富士関は、移動の疲れも見せずに、小児科病棟に集まった子どもたちと気軽に握手をしたり、サインや写真を撮ったりと、一人ひとり丁寧に応対しました。
 また、デイルームに手作りで用意した土俵で、四股の踏み方を説明し、子どもたちと相撲をとりました。さらに、水彩絵の具を手につけて、ボードに手形を押しました。子どもが手形を押す時には、日馬富士関がそっと手を添えて一緒に押してくれました。この手形のボードは、病気と闘っている子どもたちやご家族、また、治療に当たっているスタッフの心を癒し、勇気づけるために病棟に飾られました。
 その後、日馬富士関は子どもたちの病室を回り、子供たちや家族にもやさしく声をかけて励ましてくれました。
 日馬富士関は、NPO法人ハートセービングプロジェクト(注1の会員で、今回の慰問は、当院小児科の檜垣高史教授をはじめとする小児科のスタッフ、麻酔科、看護部、ME、検査部などが長期にわたって同プロジェクトで活動していることがきっかけで実現したものです。
 日馬富士関の実直さと優しさに触れ、全身でパワーを受け取った子どもたちやご家族には満開の笑顔が溢れていました。

(注1)日本の医療では救命できる心臓病でも、モンゴルの厳しい医療事情、経済状況下ではそれが難しい子どもたちが大勢います。こうした子どもたちを1人でも多く救いたいと、日本とモンゴル国の医療団が協力し合いながら、2001年からモンゴルで医療支援活動を行っています。

<医学部>