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附属高等学校3年生中張義貴くんの理科研究が、JSEC(Japan Science & Engineering Challenge)高校生科学技術チャレンジの最終審査会に選出されました【12月3日(土)】

平成23年12月3日(土)、愛媛大学附属高等学校3年生の中張義貴くんの理科研究「美しい多角形ばねの作成とばね定数の効率」が、JSEC高校生科学技術チャレンジにおいて、全国で優秀作品30位以内に選出され、日本科学未来館にて開催された最終審査会に出場しました。

 愛媛大学附属高等学校では、今年度より新しい授業「理科研究」を開講しています。3年生対象のこの授業は、生徒が自由に研究テーマを設定し、自分の力だけで1年間研究に取り組むものです。どの生徒も熱心に活動し、研究も非常に高いレベルにありましたが、中張義貴くんの「美しい多角形ばねの作成とばね定数の効率」と題する研究は、全国の高校生が出品する標記コンクールにおいて上位30作品に選ばれ、中張くんは東京で行われた最終審査会に出場しました。

 ポスター発表の審査の結果、惜しくも上位入賞とISEF(国際学生科学技術フェア)への出場はなりませんでしたが、世の中のばねの形状がすべて丸いことに疑問を持ったところから始まる大変ユニークなこの研究は、作成されたばねの形状を数学的に深く考察している点や、様々な形のばねのばね定数が円形コイルばねに劣らないことを証明するまでの実験過程が、大変高く評価されました。 

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