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愛媛大学社会連携フォーラム2017を開催しました【1月18日(水)】

 平成29年1月18日(水)、南加記念ホールで、社会連携推進機構が「愛媛大学社会連携フォーラム2017」を開催しました。
 このフォーラムは、「地方創生」が政府の重要施策となっている中、本学の3つの戦略の1つである「地域産業イノベーションを創出する機能の強化」を担う社会連携推進機構が、COC事業も含めてどのような活動を展開しているかについて知っていただくとともに、地域のステークホルダーの方が本学の社会連携活動にどのようなことを期待、要望されているのかを共有するために開催したもので、愛媛県を始め、県内の市町や企業の職員など、学内外から約300人の参加がありました。

 まず、大橋裕一学長から「『地域産業イノベーションを創出する機能の強化』を実現するには、地域ステークホルダーの協力と支援が不可欠である。本フォーラムを通して、社会連携推進機構の意義や取組みを知ってもらい、地域やステークホルダーの皆様とともに協働、共創の精神で地域活性化に取り組んでいきたい。」との挨拶がありました。
 続いて、仁科弘重理事・副学長、社会連携推進機構長から、本学の社会連携活動に関するこれまでの経過と現状、今後の展望が報告され、今後も、産学連携及び地域連携を推進して、COC事業、COC+事業を展開するとともに、地域密着型研究センターを県内に展開することによって、愛媛県全域の地域及び地域産業の活性化に貢献したいとの意志表明がありました。

 引き続き、野志克仁松山市長による「まつやまの未来を共に創るために」と題した特別講演では、様々な課題で松山市と本学が協力している具体的な実績が紹介され、今後の連携協力の進展への期待が表明されました。
 その後、越智三義西条市産業経済部長による「西条市の地域産業活性化と愛媛大学との連携」と題した講演があり、連携の中核となる人材を計画的に育てていくことの必要性について言及がありました。
 越智陽一株式会社ジョイ・アート社長による「愛媛大学に期待するもの」と題した講演では、演劇をベースとした活動や文化振興の必要性に言及された後、地域の文化力向上による地域活性化を目指したい旨の発言がありました。

 後半は、社会連携推進機構のセンターの中でも活発な取組みを展開している3センターについて、矢田部龍一防災情報研究センター長、武岡英隆南予水産研究センター長、内村浩美紙産業イノベーションセンター長から、各センターの活動報告がありました。

 最後に、若林良和学長特別補佐、社会連携推進機構副機構長から、「本日いただいた様々なご意見、ご指摘を踏まえ、今後も地域及び地域産業の活性化に貢献したい」旨の挨拶がありました。
 ご参加いただいた皆様は、熱心に耳を傾け、メモをとるなど、関心の強さが伺えました。ステークホルダーの方々とともに、社会連携推進機構の活動を確認し、今後の展望を共有する、有意義なフォーラムとなりました。

 

<社会連携課>