お知らせ

留学生ホームステイを北宇和郡で実施

愛媛大学留学生3人(タイ人)が、平成23年6月17日(金)から6月19日(日)まで、北宇和郡松野町・鬼北町でホームステイを体験しました。

このホームステイは、地域における相互交流の推進と、愛媛をより深く留学生に知ってもらうことを目的に、国際教育支援センターが毎年実施しているものです。また、留学生と地域の方や地域社会との交流をより強化するため、ホームステイ中には、地元の学校訪問も行っています。
 まず、6月17日(金)に松野町立松野西小学校と愛媛県立北宇和高等学校を訪問しました。留学生は、パワーポイントを使ってタイについて日本語で紹介し、実際にタイの民族舞踊を見せ一緒に踊った後で、小学生からのいろいろな質問に答えていました。また、小学生からは、松野西小学校とその校歌の紹介がありました。その後、留学生たちは給食や掃除にも参加し、自分たちの母国とは異なる学校の形態に驚いていました。
 北宇和高校では、普通科1年生の「総合的な学習の時間」に参加しました。ここでも、パワーポイントでのタイの紹介、タイの民族舞踊の実演指導を行った後、高校生からのタイの高校生活等に関する様々な質問に答えていました。

 学校訪問修了後、松野町山村開発町民センターでホストファミリーと対面したときは、緊張した面持ちで日本語で挨拶をしていました。しかし、2日後の松山に帰るころには、留学生全員がホストファミリーといつまでも日本語で話し続け、「日本の家族」との別れを惜しんでいました。ホームステイ終了後の日本語の授業では、初めて日本語でお礼状を書き、早速ホストファミリーへ送りました。
 このような試みは、留学生たちの日本語学習のモチベーションを高めるだけでなく、地域の人々の留学生ならびに愛媛大学への関心を高める良い機会でもあります。国際教育支援センターでは、今後も定期的にこのような試みを続けていきたいと考えています。

<国際連携推進機構>