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附属高等学校で愛媛大学許宏徳客員教授による特別講演を実施しました【2月2日(木)】

 平成29年2月2日(木)、附属高等学校多目的教室で、 許宏徳愛媛大学客員教授による「台湾の近代化に貢献した日本人」と題した特別講演を実施しました。

許客員教授による特別講演の様子

 講演では、台湾の教育に力を入れた日本人の話がありました。戦前、台湾が日本の植民地だった時代、日本人が就学率や識字率を上げるのに貢献したことや、高校や医学部を含む大学をつくったことが紹介されました。
 他にも、明治政府が、衛生状態が悪くマラリアやコレラが流行していた台湾を調査し、上下水道を作った話や、台湾のお米の品種改良をする等、農業に貢献した話、更には、ダムや灌漑水路を整備し、お米は11倍、サトウキビは4倍の収穫となり、自給自足だけでなく輸出もできるようになった話等々、様々な分野で台湾の近代化に貢献した日本人の話がありました。

 特別講演受講後の生徒たちの感想には、「日本史の勉強をしてきて、日本が台湾を植民地にし、日本のものにしようとしていたことしか知らなかったが、日本が貢献したことがたくさんあることがあることがわかった。」「日本のことは知ったつもりでいたが、全然知らないこともあり、新鮮な気分になった。」等ありました。生徒たちは、日本の歴史の違う一面を知ることができる貴重な講演を聴くことができました。

<附属学校園>