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附属高等学校3年生代表者7人による「課題研究代表者成果発表会」を開催しました【2月4日(土)】

 平成29年2月4日(土)、南加記念ホールで、附属高等学校3年生代表者7人による「課題研究代表者成果発表会」を開催しました。

 附属高等学校の課題研究は、愛媛大学とともに取り組む高大連携教育の中核となるプログラムです。附属高等学校3年生は、大学教員の指導のもと、各々の関心や興味に基づいたテーマを自分で設定し、学び方・考え方を身に付けながら、2年生後半から研究を続けてきました。

 今回の発表会では、9月23日(金)・24日(土)に愛媛大学ミュージアムで開催した、3年生全員による課題研究成果発表会(ポスターセッション)の中から選抜された7人が、プレゼンテーション発表を行いました。
 浅井英典校長、田中寿郎附属高等学校連携委員より開会の挨拶があり、続いて代表者発表会が始まりました。  附属高等学校2年生、大学教員、他高校の教員・生徒、保護者、さらには中学生など約200人の来場者が見つめるなか、各代表者は15分の発表時間で、スライドを利用したわかりやすい発表を行いました。「第二言語習得理論」をテーマにした佐藤瞳さんは、全て英語で発表を行いました。未だ詳しい生態が解明されていないミカドテントウをテーマにした山下知聡さんは、今回の研究で、これまで報告や写真記録が一切ないミカドテントウの幼虫を世界で初めて発見したことを発表しました。ただ、食性については特定するに至らなかったため、今後もミカドテントウの食性や、未解明な生態について調査を進めたいと抱負を語りました。

 代表者成果発表テーマは以下のとおりです。

指導学部 発表者氏名 発表テーマ
  法文学部(総合政策)    白方 成海     道の駅の活性化 ~現状と今後~
  法文学部(人文)   佐藤 瞳    第二言語習得理論
  教育学部   佃 優作    スポーツ観戦の魅力 ~スポーツへの感心を高めるためには~ 
  理学部   織田 雅之    GR則で挑む巨大海溝型地震の予知
  医学部   村上 皓祐    スポーツ傷害のメカニズムとその予防
  工学部   高岡 真実    住宅密集地における火災非難シミュレーション
  農学部   山下 知聡    学内にいる昆虫とミカドテントウ ~ミカドテントウの食性~

 各代表者の発表後、来場者から多くの質問があり、難しい質問に対しても、これまで身に付けてきた知識を使い、堂々と回答していました。終了後、彦田順也副校長から挨拶があり閉会しました。
 この取組みが、卒業後も多くの場面で活かされることを期待しつつ、愛媛大学との高大連携教育プログラムの核として、ますます発展するよう努めます。

<附属学校園>