平成22年9月27日(月)愛媛大学本部第4会議室にて、本学と松山大学との教育・研究交流協定に基づく連携事業の採択結果について記者発表を実施しました。
愛媛大学と松山大学は、大学間の連携を推進し、両大学における教育研究資源を有効活用することにより、「愛媛県の知の拠点」として、教育研究水準のさらなる高度化、地域が求める人材育成の推進、社会貢献に寄与することを目的として、本年3月に包括的な交流協定を締結しました。
この交流協定に基づき、『学生の交流に関する事業』『共同研究の推進に関する事業』など5つの事業種目で、連携事業を募集し、両大学からあわせて16件の応募があり、9月17日(金)に開催した連携推進会議における審査に結果、下記の5件を採択しました。
記者発表では、はじめに、本学の柳澤康信学長が連携協定に基づく事業の概要について説明した後、松山大学の森本三義理事長・学長が連携推進会議での審査状況について報告されました。続いて、採択された事業実施責任者が、それぞれの事業についての概要説明を行いました。
【採択事業名・実施責任者】
(1)「リーダーシップ・チャレンジ in 韓国」
愛媛大学教育・学生支援機構 教育企画室副室長 秦 敬治
(2)「共同フィールドワークの実践」
愛媛大学法文学部 総合政策系担当学部長 赤間 道夫
(3)「両大学における学生のキャリアに対する意識調査とキャリア教育の構築」
愛媛大学法文学部 准教授 曽我 亘由
(4)「新規神経特異的ガン抑制遺伝子ファミリー、BRINPのタンパク質機能解明」
松山大学薬学部 教授 松岡 一郎
(5)「オルトキノン類の抗癌作用発現構造の探索による新規抗癌剤の創生」
松山大学薬学部 准教授 波多江 典之
これらの事業は、両大学の特色を活かしたもので、さらなる連携を推進するとともに、その成果を地域貢献へとつなげていきたいと考えています。
なお、事業の実施期間は平成22年度・23年度の2年間で、来年度も新規に連携事業を募集する予定です。
<総務部>