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お知らせ

平成28年度附属高等学校卒業式を挙行しました【3月1日(水)】

卒業証書授与

平成29年3月1日(水)、附属高等学校で平成28年度卒業式を挙行し、7期生120人の生徒が希望を胸に、学舎を旅立ちました。

 式では、国歌斉唱後、クラス担任から卒業生の氏名が1人ずつ読み上げられ、浅井英典校長から各クラス代表者へ、卒業証書が授与されました。
 続いて、全国総合学科高等学校長協会賞をはじめ、学業や部活動で功績をおさめた卒業生には各種功労賞等が、3年間無欠席で登校した卒業生には皆勤賞が、個別に氏名を読み上げられ、代表者に表彰状が授与されました。

 表彰後、浅井校長が「今後、皆さんの人生には超えなくてはならない壁が待ち受けているでしょう。下を向けば気持ちが更に落ち込み、先を見通す視野が狭くなります。苦しいときこそ顔を上げて、笑顔で生きていきましょう。どうか生涯にわたって、広い視野を持ちつつ、学ぶ心を忘れず、笑顔で自分、家族、そして社会のために力を尽くしていただくことを願っています。皆さんの前途が健やかで幸多きことを心から祈念しています。」と式辞を述べました。
 続いて、三浦和尚副学長から「これからの変化の激しいグローバル化の時代、生きていくために必要な能力も変わっていくのだろうと思います。皆さんはこういう時代に取り残されないというレベルではなく、新しく切り拓く力を求められています。そういう人間の対応能力の基盤に、健やかさ、伸びやかさ、しなやかさがあるのではないかと思います。皆さんが卒業する愛媛大学附属高等学校は、それらを育てている学校だと私は感じています。その育んだ力を自覚し、何でもできるという自信をもって生きていってください。」と祝辞がありました。

答辞を述べる卒業生代表の小幡さん

 その後、在校生を代表して、生徒会長(2年生)の石本奈津実さんが「現代は社会の多様化が進んでいますが、自分の立ち位置をしっかりと見極め、社会で必要とされる人材となれるよう、自分を高めていってください。この高校で中身の濃い3年間を過ごした先輩方なら、信念をしっかりと貫いていけることと思います。自分を見失うことなく、今後も社会でおおいに活躍してください。」と送辞を述べました。

それぞれの思い出を胸に「仰げば尊し」を斉唱する生徒たち

 それを受け、卒業生代表の小幡美久さんが「これから私たちは、一人一人が未来への第一歩を踏み出します。時には乗り越えられそうもない大きな壁にぶつかってしまうかもしれません。そのときは一度立ち止まって、充実した高校での3年間に立ち戻ろうと思います。卒業を迎える今日、私は『この学校に来て、本当によかった。』と心から言いたいです。愛媛大学附属高校は私にとって『家族』のような存在です。かけがえのない高校生活の底に流れていたものが、周囲の方々の愛情であったと感じています。ありがとうございました。」と力強く答辞を述べました。

 答辞や校歌斉唱の際、3年間の生活を振り返り、涙を流す卒業生も多数いました。共に歩んだ生徒たちの様々な想いが伝わってくるすばらしい式典となりました。

<附属学校園事務課>