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お知らせ

FDスキルアップ講座「講義のための話し方入門」を実施しました

 平成19年9月21日(金)、共通教育棟北別館22教室において、FDスキルアップ講座「講義のための話し方入門」を実施しました。

 愛媛大学では、教育に関わる全ての人の能力開発に力を入れています。平成18年度、教員、事務職員、ティーチング・アシスタントが愛媛大学の理念と目標を共有し、一体となって能力開発に取り組むことにより教育の質と向上を目指すために教育・学生支援機構から申請していた「FD/SD/TAD三位一体型能力開発」が、文部科学省の「特色GP(特色ある大学教育支援プログラム)」に選定されました。
*FD=Faculty Development(教員研修)、SD=Staff Development(職員研修)、TAD=Teaching Assistant Development(ティーチング・アシスタント研修)
 今年度、FDの一環として、8月28日(火)から全15回にわたって「FDスキルアップ講座」を実施してきました。今回の15回目は、学外からの参加も含めて十数名が受講し、全講座を終了しました。
この研修では、学内の教職員を講師に登用することにより、本学の実態に即した研修を可能にするとともに、講師を学内で育成する持続的システムを採用しています。今回は、小林直人医学部総合医学教育センター長に講義をお願いしました。
 小林センター長は、キーワード「大きい声で、はっきりと、違いがわかるように話す」を中心に、話し方のコツや自分自身が気をつけていることを例として挙げて講義を行いました。
 その後、元民放局アナウンサーであり愛媛大学医学部教育協力者の飯島永津子氏をお迎えし、2本柱である長音(「あ〜」という音をいかに長く発せられるか。)と滑舌(アナウンサーなどが行っている発声練習)の演習を行いました。

 参加した教員の多くは、学生にとっての魅力ある授業のポイントが、内容はもちろん、教員のビジュアルや声であるということに気付き、少々戸惑いながらも頷き、いかにして自分の授業を魅力あるものにしていくかを真剣に考えて演習に取り組んでいたようです。
 本学は、教員研修として「教育ワークショップ」、「ファカルティ・デベロッパー講座」を既に実施済みであり、現在、ティーチングアシスタント研修を実施中です。今後も引き続き、各種研修を始めとして様々な取組みを行っていく予定です。

広報室