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中国四川省成都文物考古研究所長一行が小松正幸学長を表敬訪問

平成19年10月26日(金)中国四川省成都文物考古研究所長一行が小松正幸学長を表敬訪問されました。

今回訪問されたのは、四川省成都文物考古研究所所長(東アジア古代鉄文化研究センター客員研究員) 王 毅氏、同研究所副研究員 周 志清氏、重慶市文物考古所所長 鄒 后曦氏、同考古所考古隊隊長 白 九江氏、四川大学歴史文化学院考古学系副教授(東アジア古代鉄文化研究センター客員研究員) 李 映福氏の5人です。一行は、10月27日(土)に開催する、東アジア古代鉄文化研究センター設立記念国際シンポジウム「中国西南地域の鉄から古代東アジアの歴史を探る」での講演のため来日されました。

当日一行は、東アジア古代鉄文化研究センター 村上恭通センター長と佐々木正治助教の案内で学長室を訪問し、小松学長とそれぞれ握手し、名刺を交換しました。
王所長は、今回の合同調査・研究に至った理由として、中国西南地域には製鉄遺跡が多く、今まで系統立てて研究されていないこと、村上センター長とは以前からコミュニケーションがとれていて信頼していること、村上センター長の学問に接する態度がすばらしいことなどを挙げ、また、中国国内で遺跡調査の重要性が認識されていることなどを話されました。また、小松学長からの四川省の鉄はどのようにして日本に来たのかとの質問には、古い文献には、唐の時代に日本との交流の記述があることなどを説明され、歴史の謎を紐解く貴重な時間となりました。

なお、国際シンポジウム「中国西南地域の鉄から古代東アジアの歴史を探る」は、下記のとおり開催します。一般の方も参加費は無料で、当日は日本語通訳がありますので、是非お越しください。

開催日時  平成19年10月27日(土)10時〜16時30分
開催場所  愛媛大学総合情報メディアセンター1階 メディアホール
参加費   無料

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