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留学生日本語スピーチコンテストで工学部2回生のモハマドハフィズディンさんが最優秀賞を獲得

平成19年11月4日(日)、南海放送本町会館メディアパークで行われた留学生日本語スピーチコンテストin愛媛2007に、本学の留学生4人が参加し、工学部2回生のモハマドハフィズディンさんが最優秀賞を獲得しました。

 このコンテストは、愛媛県留学生等交流推進会議が主催し、本学の国際交流センターが企画・運営しているもので、4回目にあたる今回は、初めて南海放送ラジオセンターと共同で開催しました。留学生たちは、自由なテーマで5分程度のスピーチを行い、内容、日本語、話し方の3点から審査が行われました。留学生たちにとっては、日本語の実力だけでなく、自分の主張を発表できる貴重な機会でした。今年は、南海放送ラジオの「ミュージックシャッフル」という番組の中のスペシャル企画として、13:20から17:00まで生放送されました。
 今回は、県内の大学等から6ケ国19人の留学生が集まりました。彼らの中には、日本に来て間もない方から何年も日本語を勉強している方までいろいろな方がいましたが、その日本語の流暢さには、誰もがびっくりしました。ほとんど日本人の喋る日本語と区別がつかないばかりか、日本人でも使えないような敬語などを自然に話し、反対に教わるところもありました。
 このように、全ての発表者が優劣つけがたい素晴らしい発表でしたが、その中から、本学工学部2回生のモハマドハフィズディンさんが最優秀賞を獲得しました。モハマドハフィズディンさんは、日本語を含め4か国語を使いこなせるということで、実に流暢な日本語に加え、独特のユーモアと伊予弁を交えてスピーチを行いました。スピーチの内容は、「日本人のイスラム教に対する考え方」で、日本の方々にはおおむね理解をしていただいて嬉しいが、断食のことなど、まだまだ知られていないことがあるというものでした。
 また、審査の合間には、本学の元留学生で日本企業に就職しているジャティヤ ヴジェイ クマル氏から就職体験談が語られ、参加していた留学生たちのたいへん参考になるものでした。

このコンテストは、単なる日本語の競技ではなく、我々日本人にとっても、留学生たちが、日頃、日本に対してどう感じているか、異国の地でどんな喜びや苦労があるかなどを知ることもできる有意義なコンテストでした。来年度以降も続けていく予定です。
 なお、本学のその他の受賞者は、次のとおりです。
  南海放送賞 法文学部 サメトバイダルさん(トルコ)
  佳作 理工学研究科 ニエンセンラットさん(ミャンマー)

広報室