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附属高等学校で学長講話を実施し、新入生121人が受講しました【5月11日(木)】

平成29年5月11日(木)、附属高等学校多目的学習室で、新入生121人を対象に、大橋裕一学長による「近視を考える」と題した講話を実施しました。  

新入生に説明する大橋学長

 この講話は、1年生のスーパーグローバルハイスクール(注1)科目「伊豫学」の授業として開講しています。この授業では、地域の課題を発見し、自ら探究する力を身に付けることを目的として、愛媛大学教員による講義の他、フィールドワークや文献調査等が実施されます。
 講話では、大橋学長から、まず目の構造や屈折状態について説明があり、生徒たちは目についてアカデミックな知識を得ました。その上で、様々なデータに基づいた近視についての疫学や原因、予防法、さらには動画を交えた近視の手術についてお話がありました。

 講話後の生徒の感想には「私や兄弟の目が悪いのは遺伝だと思っていたが、遺伝よりも環境の方が影響あると知って驚いた。」「帰宅して母に子どもの頃の就寝時の照明のことを聞いてみると、明るいところで寝ていたらしく、それも近視の環境要因として影響しているのかなと思った。」「最近、近視になった。近視になる原因がほとんどあてはまっていたので、部屋を明るくしたり、スマホやパソコンの時間を減らす等、自分の生活から見直さないといけないと思った。」「周りに『視力が悪くなっている』と言う人がいたら過矯正になっていないか確かめることをすすめてあげたい。」等ありました。生徒たちは、アカデミックな知識を習得するとともに、自身の生活に結びつけて考えることができました。

(注1)スーパーグローバルハイスクール(SGH)
 将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図るため、文部科学省から指定を受けた高等学校。
 育成に資する教育を通して、生徒に社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の 国際的素養を身に付けさせる。

<附属高等学校>