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大学院理工学研究科博士前期課程2年生の佐々木良城さんが「第15回ホスト-ゲスト・超分子化学シンポジウム」で優秀ポスター賞を受賞しました【6月4日(日)】

 平成29年6月3日 (土) ~4日 (日) に立命館大学 びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)で開催された第15回ホスト-ゲスト・超分子化学シンポジウムで、大学院理工学研究科博士前期課程2年生の佐々木良城さん (有機化学研究室) が、ポスター発表において優秀ポスター賞を受賞しました。
 この優秀ポスター賞は、本シンポジウムでポスター発表を行った学生の中から選出されるもので、今回は128件のポスター発表の中から10件選出されました。
 受賞した研究発表の題目は、「自己集積化能を有するHPHACの合成と基礎物性(Synthesis and properties of self-assembling HPHAC)」です。HPHAC(ヘキサピロロヘキサアザコロネンの略)は、π平面が大きく拡張された含窒素有機π電子系化合物の一つであり、安定な酸化還元特性を示す事などから、次世代の有機エレクトロニクス材料としての応用が期待されています。佐々木さんは、電気伝導経路を形成する上で重要な、π平面が平行に積み重なることが出来るHPHACの合成に初めて成功し、その基礎物性を明らかにしました。これらの研究成果、プレゼンテーション、質疑応答が複数の審査員によって高く評価され、今回の受賞に至りました。

<理工学研究科>