平成29年7月6日(木)、愛媛大学総合情報メディアセンターメディアホールにおいて、平成29年度第1回教育コーディネーター研修会を開催しました。
教育コーディネーターは、教育方針の立案、カリキュラムの編成、教育内容・教育方法の改善、教育効果の検証、教員の教授能力の向上などの活動において中核的な役割を担っており、教育コーディネーター研修会は、教育改革の方向性について共通認識を図り、全学的に一体感のある改革を推進するための技法習得や情報交換を目的としています。今年度は、「『新入試』実施に向けた基本的方向性とアドミッション・ポリシーの具体化」をテーマに、全4回の研修会を実施予定です。
第1回目となる今回は、教育コーディネーター、アドミッションセンター員及び各学部等入試担当教職員など約100人が参加しました。大橋裕一学長による開会挨拶に続き、本学が基幹校となっている四国地区国立大学連合アドミッションセンターの井上敏憲センター長から、「新入試制度とその対応における大学の課題」と題した講演が行われました。次に、小林直人教育・学生支援機構教育企画室長から、「「次」の入試のために~学内外のデータを俯瞰する~」と題した講演が行われ、本学学生の学業成績の推移や外部から見た本学のイメージについて、参加者間で状況を共有しました。続いて、同センターの中村裕行准教授から、「インターネット出願に完全移行することの実際と具体的な問題」と題して講演が行われました。また、各講演の後には活発な意見交換が行われ、参加者は新入試制度の内容や今後の課題等について理解を深めていました。
最後に、弓削俊洋教育担当理事から、入試に関する本学の課題とその対策等について説明がありました。次回の第2回教育コーディネーター研修会は、本年9月に開催の予定です。
<教育企画課>