平成29年10月17日(火)、総合情報メディアセンターメディアホールで、平成29年度「留学生就職促進プログラム」キックオフフォーラムを開催しました。
当日は文部科学省より高等教育局学生・留学生課 留学生交流室政策調査係長 柳瀬貴司氏をお迎えし、学生、教職員のほか、 留学生のインターンシップ受入れに協力いただいている企業の方も含め、109名が参加しました。安川正貴副学長(国際連携・地域医療担当)が挨拶を行い、留学生就職促進プログラム推進室 伊月知子室長とともに、本プログラムが文部科学省に採択された経緯や、“オールえひめ”体制で地域の企業とともに外国人留学生の就職を支援する取組みを説明しました。
後半はインターンシップ報告会が行われ、中国、マレーシア、エジプト、韓国からの留学生9名と日本人学生1名が、日本国内の企業でのインターンシップの成果を発表しました。それぞれ「授業では学ばない知識やノウハウを習得できた」「地域の方の温かさや産業に対するこだわりを学んだ」「さらに日本語力を高め、コミュニケーション能力を身につける必要がある」「この経験を活かして日本で就職を目指したい」等の感想とともに, 受入れ先の企業への感謝の言葉を述べました。続いてインターンシップ受入れ企業の皆様からも, 本プログラムに対するご意見や留学生へのご講評をいただきました。また、柳瀬氏より「大学の長年の取組みが今日に繋がっています。留学生の皆様はぜひ日本での貴重な経験を母国の友人や家族に伝えて、日本と母国の懸け橋となってください」とのご講評をいただきました。最後に大橋裕一学長より「今後も留学生と日本人学生がペアで行うインターンシップ等、本プログラムならではの特色を活かしつつ、キーワード“オールえひめ”体制で推進します」と閉会の挨拶がありました。
閉会後には会場を移して企業の皆様、留学生、教職員の交流会が行われました。留学生は、日本での就職活動の一環として意気込みを見せていました。また企業の皆様からも積極的に留学生と交流していただき、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。
<国際連携課>