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JICAボランティア活動を終えた本学卒業生3人が表敬訪問しました【11月22日(水)】

 平成29年11月22日(水)、JICA青年海外協力隊としての活動を終えて帰国した本学卒業生の作道若菜さん、梶田真緒さん、永井美郷さんが、愛媛大学を表敬訪問し、国際連携推進機構にて、本学教職員らに活動報告を行いました。

 平成27年3月に教育学部総合人間形成課程国際理解教育コースを卒業した作道さんは、平成27年6月から2年間ザンビアに派遣され、小学校にて算数やICT授業を実施したほか、指導補助教材としてドリルや絵本などを作成したり、先生向けのパソコンワークショップを開催したりするなどして、学習環境の改善に貢献しました。

 平成27年3月に農学部生物資源学科森林資源学コースを卒業した梶田さんは、平成27年7月から2年間カメルーンに派遣され、幼稚園や小学校の教員らと協働しながら環境教育を行いました。現地の教員を対象としたセミナーの開催のほか、校庭に古タイヤを利用した遊具や花壇を設置するなど、環境教育の普及に尽力しました。

 平成24年3月に法文学部総合政策学科公共履修コースを卒業した永井さんは、平成27年9月から2年間マラウイに派遣され、現地の小学校を巡回し、音楽や体育の実技指導補助を行いました。音楽についての教員研修を実施したり、日本式の運動会を開催したりするなど、様々な活動を通して、教育の質の向上に貢献しました。

 それぞれの派遣国の民族衣装を纏って出席した表敬訪問では、現地で体験した異国の文化、学校でのユニークな風習、病気やトラブルの苦い経験等について和やかに懇談が進み、任期を終えた3人の顔には、大役を終えて、安堵の表情も垣間見られました。同席した本学教員らからは、「この貴重な体験を後輩の大学生、高校生たちに語る機会を設け、良きモデルとなってほしい」との言葉がありました。

 梶田さんは派遣時を振り返り、「赴任直後は現地の状況に愕然とし、何のために来たんだろうと感じることもありました。その中で自分に出来ることを模索し、何か形になるものを残したいと、校庭の遊具の設置を思いつきました。本当に夢の中にいるような2年間でした」と感想を述べました。

〈国際連携課〉