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第4回愛媛研修医OSCE大会及び愛媛県若手医師指導評価者講習会を実施しました【11月19日(日)】

 平成29年11月19日(日)、医学部附属病院総合臨床研修センターと地域医療支援センターが共催し、愛媛県内の2年次初期臨床研修医を対象とした愛媛研修医OSCE大会及び愛媛県若手医師指導評価者講習会を実施しました。
 OSCE(客観的臨床能力試験)とは、医師として患者に接する能力、すなわち医療面接や身体診察などの基本的臨床能力を備えているかどうかを評価する実技試験です。この試験は、病院・組織の枠を超えた臨床能力の統一的評価を行うことで、研修医はその後の研修の指標の確認をすること、指導医は指導評価のスキル向上につなげることを目的としています。OSCE大会は、全国の医学部・歯学部・薬学部において、臨床実習前の学生を対象に実施されていますが、愛媛においては、県内の2年次初期臨床研修医を対象に実施しており、今回で4回目となります。当日は、今回のOSCEを受けた研修医の他、愛媛県内外から、医師・看護師・薬剤師・模擬患者・事務スタッフ等、合計70人が指導・運営に参加しました。研修医は模擬患者や医学教育用シミュレータを相手に診察や検査手技を行う課題に取組み、それを評価者(医師・看護師・薬剤師)が指導、さらに、評価者に対し監督者(医師・看護師・薬剤師)が指導を行いました。
 会場では、研修医、指導医、看護師等参加者全員が真摯に課題に向き合う姿が見られ、参加した研修医からは、「看護師や薬剤師とは専門的立場が異なっており、話をしっかり聞いて連携すべきだと感じた」といった声が聞かれました。また、評価者からは、単に評価者として参加するだけでなく、自分も何かを得て帰りたいという積極的な姿勢がうかがえました。
 当院では今後も「チーム愛媛」として、愛媛県の臨床研修及び医療の充実に資していきたいと考えています。

 

<医学部>