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理学部人権問題研修会を開催しました【1月24日(水)】

 平成30年1月24日(水)、総合研究棟Ⅰ理学部会議室で、教育・学生支援機構学生支援センターの野本ひさ副センター長を講師として、理学部教職員を対象とした理学部人権問題に関する研修会を開催しました。
 この研修会は、人権問題について考え、一人ひとりが自覚を深くし、職務上の様々な場において自らの行動を律するよう努め、より一層快適な教育環境及び職場環境を整えることを目的としています。
 今回の研修会には、教職員70人が参加しました。堀利栄愛媛大学人権問題対策委員会委員の進行により、平野幹理学部長の挨拶のあと、「現代学生の理解と関わり方~学生のトラブルにどのように向き合うか?~」と題して、教育・学生支援機構学生支援センターの野本副センター長の講演がありました。
 本講演では、野本副センター長の経験を踏まえて、最近の若者の特徴と本学学生の姿を合わせて考察し、学生との関わり方のヒントを得るためのお話がありました。また、学生と教員の人権問題について、最も多いのは研究室の中の人間関係トラブルであり、学生指導において優位な力関係にある教員が、そのつもりがなくても結果的に陥りやすい人権侵害の例やハラスメント予防のための留意点などの説明がありました。
 大学教員として学生の成長をどのように支えるのか、現代学生の特徴をよく知り、理解を深め、ディプロマ・ポリシー(※)に到達するための方法論を柔軟に変えていく必要があることを学びました。
 講演後には、参加者から高年次学生への対策やコミュニケーション能力向上など日頃疑問に思っていることや不安に思うことなどを中心に活発な質問があり、大変有意義な研修会となりました。

※ディプロマ・ポリシー(DP:卒業認定・学位授与の方針)
 各大学、学部・学科等の教育理念に基づき、どのような力を身に付けた者に卒業を認定し、学位を授与するのかを定める基本的な方針であり、学生の学修成果の目標ともなるもの。

<理学部>