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研究 投稿日:2018.06.08
大学院理工学研究科(工学系)の板垣吉晃特任教授の研究グループが2017年度日本セラミック協会JCS-JAPAN優秀論文賞を受賞(6月1日(金))

大学院理工学研究科の板垣吉晃特任教授と論文共著者(理工学研究科:山本悠雅(現:品川リフラクトリーズ株式会社)、青野宏通教授、八尋秀典教授)による学術論文「Anode-supported SOFC with thin film of proton-conducting BaCe0.8Y0.2O3−αby electrophoretic deposition」が、日本セラミック協会の2017年度JCS-JAPAN優秀論文賞を受賞し、平成30年6月1日(金)に東京都の東海大学校友会館にて授賞式が行われました。
 JCS-JAPAN優秀論文賞は学会誌Journal of the Ceramic Society of Japan (JCS)への掲載論文の中から特に優秀と認められる論文を選考し、表彰するものです。
 板垣特任教授らは、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の低温作動を目指した研究を行っており、低温で高いプロトン導電性を示すBaCe0.8Y0.2O3−α(BCY)を用いたセルの作製を行いました。BCYはその緻密体を得るためには1600oC以上の高温プロセスが必要であり、低温での緻密薄膜の形成は困難でした。板垣特任教授らは、化学的手法によりナノサイズのBCY微粒子を合成し、それを原料粉末とした電気泳動堆積法により、1450oCの低温焼結で厚さ10マイクロメートル以下のBCY緻密薄膜を形成することに成功しました。さらに、これらの手法により作製したSOFCは600oCでも良好な電池出力を示すことを実験的に実証しました。今後、電極基板などの改良によりさらなる低温高出力化を目指しています。
 板垣特任教授らの論文は、同誌2017年の6月号に掲載されています。

 

日本セラミック協会平尾一之会長(右)、板垣特任教授(左)

日本セラミック協会平尾一之会長(右)、板垣特任教授(左)

<大学院理工学研究科>