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社会共創学部、抗加齢・予防医療センターと京都大学の共同研究で入浴習慣が心機能と動脈硬化に好影響を及ぼすことを報告しました。【6月21日(木)】

 社会共創学部、抗加齢・予防医療センターと京都大学の共同研究で入浴習慣が心機能と動脈硬化に好影響を及ぼすことを報告しました。
 本学社会共創学部、医学部附属病院抗加齢・予防医療センターと京都大学が、入浴習慣が心機能や動脈硬化指標と関連することを明らかにし、その成果が Scientific Reports 誌 onlineで平成30年6月21日に発表されました。
 本学抗加齢・予防医療センタ-の検診受診者を対象とした研究において、週5回以上の入浴習慣を有する者では、動脈硬化の指標である脈波伝搬速度や心負荷の指標である血中のB型心房性ナトリウム利尿ペプチドが低値を示しました。
 入浴は、湯温による温熱効果とともに水圧による圧迫効果があります。水圧により末梢血管内の血液が中心に集まり、これが心機能の改善につながることが知られています。 温熱効果に関しては、フィンランドからの報告でサウナ習慣が心血管病や死亡のリスクの低下と関連していたと報告されています。
 研究を行った社会共創学部の小原克彦教授は、入浴にもサウナと同様の効果が期待できると考えています。最適な湯温や入浴方法に関しては、今後、検討が必要です。

<社会共創学部>