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平成30年度愛媛大学環境講演会を開催しました【6月28日(木)】

 平成30年6月28日(木)、愛媛大学メディアセンターメディアホールにて、福岡女子大学 国際文理学部環境科学科 准教授の豊貞佳奈子氏を講師に迎え、「エネルギーミックスから考える暮らしのデザイン」と題して環境講演会を開催し、教職員及び学生約40人が参加しました。
 最初に、宇野英満理事・副学長(学術・環境担当)から、講師紹介の後、本学が取り組むビジネスカジュアルについて説明があり、「本講演を環境配慮活動の促進について知る機会にしてほしいです。」と挨拶がありました。
 続いて講師から、環境調和型社会を創生するエコライフスタイルが、日本の目指すエネルギー比率の実現に果たす役割や再生可能エネルギーを選択していく個々の意識変化の重要性などについて、スライドを用いて分かりやすく説明がありました。
 「日本における1人当たりCO2排出量は,2013年度の主な国別で9位と、CO2排出量世界1位の中国を上回っている。2030年度の温室効果ガス削減目標を日本は、2013年度比26%減としており、この実現に向けて、2005年度比10%以上の排出量の増加がみられる業務その他部門(商業・サービス等)と家庭部門におけるCO2排出量削減行動が必要であり、中でも、規制が効かない家庭部門がカギとなってくる。家庭におけるエネルギー消費に対する認識調査により、実態と認識が乖離していることが分かったことから、家庭でのエネルギー消費の3割以上(2009年度)を占めている給湯設備を正しく使うことや節水・節湯がCO2排出量削減につながる。」と、日本におけるCO2排出量の現状と今後の個人が取り組む対策等について、データに基づき解説があり、参加者は熱心に聞き入っていました。
 講演後には、活発な質疑応答も行われ、盛会のうちに終了しました。また、アンケートでは「温室効果ガス削減につながるエコで経済的な行動を、早速、生活に役立てたい。」といった意見が多く寄せられました。
 環境・エネルギーマネジメント委員会では、今後もこのような講演会等を通して、さまざまな環境啓発活動を行う予定です。

<安全環境課>