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お知らせ

「愛媛大学グローバルサイエンスキャンパス(eGS)」学習プログラムが開始しました

 愛媛大学と国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)との協定事業「科学力と国際力を伸ばす次世代科学技術人材の育成プログラム-愛媛で学び、世界を目指せ!-」の開講式が実施され、学習プログラムが開始しました。
 本学では、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の支援を受け「グローバルサイエンスキャンパス(GSC)」を平成30年度から4年間、実施することになりました。この事業では、優れた素質と高い意欲を持つ高校生に対し、能力育成のための学習プログラムを約1年半継続して提供します。
 県外の高校生を含めて72名の応募者から選ばれた47名の受講生に対して、9月15日(土)と9月17日(月)の2回に分けて開講式を開催し、それに引き続いて「基盤学習」の授業を実施しました。
 開講式では宇野英満理事が受講生を心から歓迎し、「グローバルな科学技術人材を目指し、授業や研究に積極的に、楽しんで取り組んでください」と激励されました。
 開講式の後、15日は理工学研究科林秀則教授による「DNAの分析」、17日は理工学研究科近藤久雄講師による「等電位線の作成」と題した講義と実験を実施しました。それぞれDNAの性質や働きなど生命科学の基礎的解説とPCRによるDNAの増幅と電気泳動によるその分析の実験、電圧や電流、電位など電磁気学の基礎的解説と等電位線の測定から電気力線を描く実験を行ったのち、結果の考察と質問事項に関する解説を行いました。受講生は学校の授業では体験できない実験を楽しみながら取り組み、初対面の他校生とも積極的に議論するなど、有意義な半日を過ごせたようでした。今後3、4ヶ月、同様の基盤学習の後、課題研究のテーマを受講生が主体的に決め、展開学習、発展学習へと進んでいき、さらに学習成果を挙げることが期待されます。
 授業の様子は、一部を除いてはライブ配信およびビデオ配信によって公開されており、遠隔地の受講生(東京都、京都府、各1名)や出席できなかった受講生も同等の学習ができます。

eGSホームページ https://ehime-u-gs.jp

授業動画はこちら https://www.youtube.com/channel/UCh7IE4BxH4sleSO8MOq5rJg

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