平成30年10月27日(土)~28日(日)に、名古屋市立大学で行われた第15回高校化学グランドコンテストにおいて、一次審査を通過した愛媛大学附属高校3年生山口乃愛さんが研究課題のポスター発表を行いました。「高校化学グランドコンテスト」は、高校生および高専生が行っている学習研究活動を支援し、将来科学分野で活躍できる人材の育成を目的に行われています。今年は、全国25都府県から過去最高数となる76校124チームと台湾・シンガポールから来日する高校生たちが参加し、研究成果の発表が行われました。
発表課題である「酵母菌のアルコール発酵におけるリモネン及びその類似体の阻害作用」は、愛媛大学と附属高校による高大連携教育プログラムの「課題研究授業」において、2年生後半から3年生後半にかけて大学教員に毎週指導を仰ぎながら研究を行ったものです。今回のポスター発表では、同様の研究を行っている全国や海外の高校生たちと、研究活動に関する意見交換を行いました。附属高校と愛媛大学の高大連携授業である「課題研究」について、広く周知ができた良い機会となりました。
<附属高校>