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連合農学研究科修了生でFAOバングラデシュ支局次長、コンドカール博士の特別講演を開催しました【11月29日(木)】

 1998年に愛媛大学大学院連合農学研究科を修了、農学博士を取得し、現在国際連合食糧農業機関(FAO)バングラデシュ支局次長として活躍しておられるヌル・アハメド・コンドカール博士が、11月29日(木)に連合農学研究科を訪問し、同研究科のテレビ会議室にて、「バングラデシュにおける食の保障と安全:可能な地域とのコラボレーション」という題目で特別講演を行いました。

 講演に先立って大上博基連合農学研究科長よりコンドカール博士の紹介があり、その後の講演の中でコンドカール博士は、バングラデシュにおける農業・食糧事情とその課題、食糧の安全保障、持続可能な開発目標(SDGs)に関する政府の取り組みなどを、世界の事情と比較しながら述べられました。また、コンドカール博士が在籍された連合農学研究科や石垣市にある国際農林水産研究センターでのエピソードも紹介されました。

 

 講演には、連合農学研究科在学生や農学部卒業生ら17人が出席し、特にコンドカール博士と同郷のバングラデシュ出身の留学生が多く出席しました。また、テレビ会議で香川・高知大学にも配信し、香川大学配属3人、高知大学配属1人の連大生が視聴しました。さらに、連合農学研究科博士課程在籍時の主指導教員であった佐藤晃一名誉教授も出席されました。出席者は熱心に聞き入り、講演後には基礎的な質問から専門的な質問まで多岐にわたる質疑応答が行われ、学生にとっても関係者にとっても非常に有意義な時間となりました。

連合農学研究科での講演開催を快諾していただいたコンドカール博士に敬意を表すると共に、博士のさらなる活躍を期待しています。

<連合農学研究科>