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プロテオサイエンスセンター第6回学術シンポジウムを開催しました【2月16日(土)】

 平成31年2月16日(土)に、「難病のプロテオ医学研究2019 生体機能の代謝調節とその異常による疾患発症」と題して、プロテオサイエンスセンター第6回学術シンポジウムを開催しました。
 今年のシンポジウムでは、学内外の6人の先生方に、代謝をキーワードとして、免疫、がん、老化、心疾患から生活習慣病に至るまで、様々な研究分野における最新の代謝研究の成果を発表していただきました。医学部からも多数の参加者があり、代謝調節による生体機能、疾患の制御に関して熱のこもった活発な議論が繰り広げられました。
 また、本シンポジウムにより、代謝研究が多くの研究分野を結びつけるための良い横糸となることが示されました。さらに、代謝酵素が免疫疾患、生活習慣病、がん、老化などを克服するための治療標的になりうる可能性も示唆されました。今後、プロテオサイエンスセンターにおいて、代謝酵素を標的としたプロテオ創薬研究への取組が期待されます。

開催内容

日時  平成31年2月16日(土) 13:00~17:30

場所  愛媛大学医学部創立40周年記念講堂

  【特別講演Ⅰ】
     「脂肪酸を基軸とする「代謝-免疫-疾患」スパイラルの分子機構解明」
           公益財団法人 かずさDNA研究所 室長
          千葉大学大学院医学研究院 特任准教授 遠藤 裕介

  【特別講演Ⅱ】
     「がん代謝のシンボル、ワールブルグ効果の実体とは?」
           宮城県立がんセンター研究所 主任研究員 田沼 延公

  【特別講演Ⅲ】
     「老化メタボライトとワールブルグ様解糖系代謝の研究」
           京都大学医学部附属病院 准教授 近藤 祥司

  【特別講演Ⅳ】
     「エピゲノム記憶の分子機構と病態生理的意義」
           九州大学大学院医学研究院 教授
          東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 教授 小川 佳宏

  【一般講演】
     「心疾患におけるオートファジーの機能解析」
          愛媛大学大学院医学系研究科 教授 山口 修

     「グルタミン、免疫を制御するアミノ酸」
          愛媛大学大学院医学系研究科 教授
          愛媛大学プロテオサイエンスセンター 教授 山下 政克

 プロテオサイエンスセンター第6回学術シンポジウム ポスター

<プロテオサイエンスセンター>