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安全衛生講演会を開催しました【2月12日(火)】

 平成31年2月12日(火)、愛媛大学本部棟第二会議室で安全衛生講演会を開催しました。
 この講演会は、本学のキャンパス内無煙化の取組及び本学構成員の健康教育の一環として、安全衛生全学委員会が開催したもので、教職員約20人が参加しました。
 はじめに、全学総括安全衛生管理者の宇野英満理事・副学長から、本学における無煙化対策の説明及び開会の挨拶がありました。続いて、大学院医学系研究科・池田俊太郎准教授が「心血管病の予防と健康寿命の延伸を考える~冠動脈リスクと喫煙の害について~」と題して、講演を行いました。
 喫煙が健康に与える影響について、図表を付した配付資料を基に、説明がありました。喫煙による健康被害(喫煙は高血圧・脂質異常症・糖尿病を含む様々な疾病を誘発すること、喫煙が原因で年間600万人が亡くなっていること、受動喫煙であっても健康被害を受けること)や、喫煙と生活習慣病の関係(高血圧や脂質異常症、糖尿病の方が喫煙をすると、脳卒中や心疾患、動脈硬化を発症するリスクがさらに高くなること)が述べられ、参加者は熱心に傾聴していました。
 最後に、禁煙が難しいのは心理的にも身体的にもタバコに依存しているためであること、禁煙後の離脱症状とその対処法、禁煙補助薬について説明があり、「心血管病の発症リスクを下げるためには、生活習慣病だけでなく、禁煙も含めて総合的に治療していくことが必要」と述べられ、講演を締めくくりました。

<安全環境課>