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愛媛大学留学生就職促進プログラム「ダイバーシティ活用支援セミナー」+第11期生修了式を開催しました【2月14日(金)】

 平成31年2月14日(金)、南加記念ホールで、「第2回“オールえひめ”で地域の未来をてらす ダイバーシティ活用支援セミナー」および、平成30年度「愛媛の大学と企業が育てる高度外国人材育成プログラム」修了式を開催し、県・企業・団体、プログラム受講生、教職員、高校生など125名が参加しました。 
 はじめに、愛媛大学 仁科弘重理事・副学長(社会連携)より開会挨拶があり、続いて留学生就職促進プログラム推進室長の伊月知子准教授より、今年度の本プログラムの実施報告がありました。
 第1部の修了式は思い出を綴ったスライドショーで幕を開け、第11期生10名の修了生のうち、出席した外国人留学生の修了生6名が壇上で修了証書を受け取った後、それぞれの就職活動の様子や未来への希望を日本語でスピーチしました。当日参加できなかった修了生からもメッセージやビデオレターが届き、上映されました。
 第2部の基調講演では、関西領事団のアンジェラ トロイアノス事務局長より、「多様な人材が活躍できる社会づくりのために」と題し、ダイバーシティの本質の理解、日本文化・社会の変化や多様化への気づきの重要性が述べられ、地域での取組みの実例を交えて紹介していただきました。続いて行われた全体ディスカッションでは、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)の永松康宏氏より「外国人材活用促進の取組みについて」、株式会社いよぎん地域経済研究センターの孫璇氏より「愛媛県における高度外国人材の活用や定着について」情報提供があり、その場で行われた会場全体へのアンケート調査も加わって、和やかな雰囲気でのディスカッションとなりました。
 参加者からは「講演者のそれぞれ独自の視点での意見が聞け、刺激的で有意義だった」「法的手続きや受入れ窓口、環境整備などの情報も得たい」「海外からのインバウンド獲得の問題点に似ていて、これらの課題を総合的にとらえると面白い」などの声が寄せられました。
 最後に、愛媛県経済労働部の大野晴秀雇用対策室長より、「ダイバーシティという言葉が多様な人材を積極的に活用する意味となりつつあり、この愛媛でも海外からの国際線定期便やインバウンド観光客の増加、今年9月のG20愛媛・松山雇用労働大臣会合の開催等、目に見えるグローバル化が進む中で、高度外国人材である留学生の皆さんの活躍を期待しています」との閉会の挨拶をいただきました。 
 今後も留学生就職促進プログラム推進室では、地域ひいては国内で活躍できる外国人材を育てるとともに、留学生と日本人学生と社員が共に学ぶ授業やイベントを展開してまいります。

<国際連携課>