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駐大阪オーストラリア総領事が学長表敬を行いました【3月1日(金)】

 平成31年3月1日(金)、駐大阪オーストラリア総領事デイビッド・ローソン氏と在大阪オーストラリア総領事館商務官冨永さおり氏が来学されました。
愛媛大学長との懇談の場において、ローソン総領事は、オーストラリアの貿易およびオーストラリアへの投資や、例えば日本で開発が困難な研究に対応できるオーストラリアの企業を紹介するなどの事業に従事されていることのほか、オーストラリアは非常に多国籍な国で、大学で学ぶ学生の5人に1人は留学生(留学生は年間87万人を超える)であること、また、大学はほぼ国公立で、その大学において国の補助も受けながら研究から製品化までが行われているといった、日本との違いについて述べました。
 本学からは、国際連携推進機構の隅田副機構長が、本学教育学部附属小・中学校、附属校高等学校とセントアンドリューズ校(小、中、高等部)との交流を紹介し、日本とオーストラリアは時差も少なくスカイプ交流の利便性が高いこと、オーストラリアの大学は日本の高校からの海外大学進学先として魅力的であること、また自身の経験から、オーストラリアは比較的安全で、自然が美しく、英語が学べ、本学で大学院生や若手研究員を対象に援助を行っている国際学会参加等、国際的な研究活動の第一歩を踏み出すには最適な場所であるといった利点を述べました。また、法文学部今泉教授は、オーストラリア・アデレードにあるフリンダース大学提携附属語学学校(IELI)との学生交流実績を紹介し、アデレードは移民も多いため非常に馴染みやすく、そこで経験を積んだ学生は現在も海外で活躍しているといった報告がありました。
 一方、冨永商務官からは、今後、本学学生の留学促進に参考となる情報として、3か月以上の留学の場合、学生ビザを取得するのでアルバイトが可能となり、働くことの経験が積める、郊外であれば学費や住居費が安い、また、最近ではTAFE(Technical and Further Education)といった高等職業訓練専門学校が多くあり、多くの留学生が実践的なことを身につける場として活用していること等について説明がありました。なお、TAFEは、必要とされる英語力もさほど高くなく、提携大学も多く持つことから、大学編入のステップアップとして大変お勧めであるとのことでした。
 入舩地球深部ダイナミクス研究センター長からは、ヒメダイヤ(実物)の紹介があり、オーストラリアとは、自身が研究員としてオーストラリア国立大学に在籍していた頃からの繋がりで、現在は、オーストラリア国立大学地球科学研究所と共同研究や研究者交流が行われていること、また、法文学部石坂准教授からは、本学のリサーチユニットにおいて、オーストラリアの共同研究者と、インドについて研究を行っている旨紹介がありました。懇談の内容は多岐に渡り、あっという間の1時間となりました。
 なお、オーストラリア大使館主催のオーストラリア留学フェア2019が、6月8日(大阪・グランフロント大阪内コングレコンベンションセンター)、6月9日(東京・御茶ノ水ソラシティ)で開催される予定です。

参考URL→ https://afuee.jp/

駐オーストラリア総領事デイビッド・ローソン氏

学長表敬

<国際連携課>