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樽味地区事業場平成30年度衛生管理者スキルアップ研修を開催しました【2月21日(木)】

 平成31年2月21日(木)、農学部大会議室で、名古屋大学環境安全衛生管理室副室長の富田賢吾教授を講師として、衛生管理者スキルアップ研修を開催しました。
 この研修は、本学で安全衛生業務に携わっている衛生管理者(第一種及び衛生工学衛生管理有資格者)を含む樽味地区事業場教職員と学生を対象に実施されたもので、78人(うち衛生管理者は24名)が受講しました。
 樽味地区事業場農学部安全管理者の伊藤和貴教授の挨拶のあと、同教授の進行により、「大学実験室の安全管理~名古屋大学の安全活動・化学物質に係る事故及び対応例~」と題して、富田教授の講演がありました。
 本講演では、富田教授の名古屋大学等での収集データをもとに、大学で起こり得る事故の傾向やそれをふまえた名古屋大学での取組の紹介がありました。
 講演の中では、引火性液体への引火事故について、「実験台上で引火性液体に引火したらどうなるか?」を特殊な実験施設で再現した映像が用いられ、化学実験中に想定される火災の危険性について、大変わかりやすい説明がありました。さらに、実験室で火災が発生した場合の、煙や熱の伝わり方、炎の燃え方、消火器を使用した時の状況についても、富田教授ご自身の実証実験に基づくリアルな映像で解説がありました。これらの模擬事例も含めて、大学で起こる事故事例を活用して大学の研究室での事故防止と安全管理の意識を高めていくことの重要さについてお話がありました。
 樽味地区事業場では、今後も衛生管理有資格者を含む教職員・学生を対象としたスキルアップ講習会を開催し、事故を未然に防ぐために、一人ひとりの意識強化を図っていきます。

講演会の様子

<農学部>