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連合農学研究科3年生のAfroza Sultanaさんが日本農芸化学会中四国支部奨励賞、化学工学会中国・四国支部長賞を受賞しました【1月24日(木)】

 平成31年1月24日(木)大学院連合農学研究科生物資源利用学専攻食糧科学分野3年生のAfroza Sultanaさんが、2018年度日本農芸学会中四国支部奨励賞(学生部門)を受賞しました。また、平成31年3月には、公益財団法人化学工学会において平成30年度化学工学会中国・四国支部長賞を受賞しました。
  日本農芸学会中四国支部奨励賞(学生部門)は農芸化学分野への今後の活躍を期待できる学生に対し授与され、化学工学会中国・四国支部長賞は化学の授業、実験並びに研究を通して優れた成績をあげた生徒に対し贈られる賞です。
Afrozaさんの今までの化学・農学化学分野での研究についての努力と功績が高く評価されました。

 

【Afroza Sultanaさんからの受賞コメント】
  こんにちは!!私はバングラデシュ出身のアフロザ・スルタナといいます。
  現在、私は香川大学の吉井英文先生のご教授の下、博士論文の執筆を終えたところです。
  私は食料科学の研究室で研究を行いました。私の研究の題目は「噴霧乾燥法による酵母へのフレーバー包括粉末化と酵母粉末からのフレーバー徐放特性」です。
食品の質やそれらの消費は、フレーバー化合物と直接関係しています。
極力損失することがないように食品にフレーバーを利用することは、フレーバー化合物が揮発しやすく、また減成しやすいため、フードプロセッサー(万能調理器)にとって大きな課題です。包括粉末化は、熱や酸素、他の有害な環境因子による減成を制限するため、そのフレーバーの損失を防ぎます。パン酵母菌細胞の包括化は費用を削減し、他の栄養上の利益を得るための新規の手法です。
  当研究では、包括化が最大の効率を発輝するための、最適な環境を調べること、およびそれらの化合物の放出の特徴を分析することに焦点を当てました。
 私は過去3年間にJSBBA(日本農芸化学会)やSCEJ(化学工学会)主催の会議に参加し、研究論文をプレゼンしました。それらの発表に対し、各学会から賞をいただきました。受賞をとてもうれしく思うとともに、さらに良い研究を続けたいという熱意が高まりました。
また、指導教官である吉井英文先生が、研究を続けるために学術的なご指導とサポートをしてくださったことに大変感謝しております。
 最後に、エラ・フィッツジェラルドのこの言葉を引用したいと思います。
  「本当にやりたいことをやろうとする努力をやめないで。愛とインスピレーションがあれば、あなたが間違えるとは思わない。」

 

<連合農学研究科>