令和4年7月1日（金）、愛媛大学と三井住友信託銀行株式会社は、包括連携に関する協定を締結しました。この協定は、様々な社会・地域課題を解決し、地域の更なる活性化と持続可能な社会の実現に寄与することを目的としたものです。
締結式では、仁科弘重学長と野口謙吾代表取締役副社長が協定書を取り交わしました。仁科学長からは、「今回の協定を契機に、『起業を志す人材の育成』、『ベンチャー企業による新産業の創出』、『カーボンニュートラルなど社会課題を解決する研究の推進』を、これまで以上に強化していきたい」と挨拶がありました。野口副社長からは、「本協定を通して、地域の自治体、大学、企業・金融機関などのステークホルダーを有機的に繋ぐことによってエコシステムを構築し、全国や海外のリソースを融合することによってシナジー効果を生み出すとともに、未来創造活動として起業を目指す学生への支援をしていきたい」と、本学との連携に対する期待が述べられました。
今回の協定により、本学と三井住友信託銀行は、以下の事項について具体的に連携事業を展開していきます。
（１）起業家教育や大学発ベンチャー創出に向けた人材育成に関すること
（２）愛媛大学発ベンチャーの起業に向けた事業支援に関すること
（３）研究シーズの社会実装支援に関すること
（４）地域サステナビリティに向けた研究推進に関すること
（５）その他相互に合意したこと
＜社会連携推進機構＞