令和4年7月4日（月）、社会共創学部（兼大学院理工学研究科）の榊原正幸教授が、バンドン工科大学主催「Ganesa Widya Jasa Adiutama」を受賞し、現地で開催された授賞式に出席しました。
今年創立102周年を迎えるバンドン工科大学は、インドネシアに初めて設立された高等工科大学です。「Ganesa Widya Jasa Adiutama」は、同大学における科学技術、文化、芸術、教育等の発展に寄与したインドネシア国内外の個人あるいは機関に与えられる最高の賞で、同大学地球科学部の推薦による受賞は榊原教授が2人目となります。
榊原教授は、過去12年間において、愛媛大学および総合地球環境学研究所（2018年度からクロスアポイントメント制度適用）での教育・研究を通して、インドネシアの大学、行政、地域社会との共同研究、国際交流を進めてきました。特に、バンドン工科大学とは、愛媛大学の学部生・大学院生との相互交流を行うとともに、研究者間では、環境汚染を引き起こす零細小規模金採掘（ASGM）での貧困問題・環境問題について協働で取り組んできました。
榊原教授は、式典において「この賞はこれまでに、愛媛大学および総合地球環境学研究所でバンドン工科大学との協働で続けてきた教育・研究の積み重ねの成果であり、それに関わってくださった全ての研究者・職員・学生の方々、サポートしてくださった日本・インドネシアの関係機関のお陰です」と、関係者に謝意を述べました。
＜社会共創学部＞