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大学院農学研究科修了生の廣田大地さんと上加裕子准教授らの論文が一般社団法人農業食料工学会2022年度「論文賞」を受賞しました【9月13日(火)】

大学院農学研究科修了生(論文公表当時:農学研究科修士課程2年生)の廣田大地さんと、農学研究科の上加裕子准教授らの論文「コンバイン刈取部における切断負荷と作物量の相関-準静的電動刈刃機構の消費電力に基づく考察-」が一般社団法人農業食料工学会2022年度「論文賞」を受賞し、令和4年9月13日(火)、第80回農業食料工学会年次大会において授賞式が行われました。

令和3年5月に農林水産省が発表した「みどりの食料システム戦略」において、農業機械の電動化の項目が掲げられるなど、電動農機の研究開発は今後さらに重要となります。そのような中で今回の受賞業績では、コンバインの電動化に向けて制御パラメータとなる作物情報を検知するための新たな技術として、刈取部を電動化し、切断負荷と作物情報との相関を示す特徴的なパラメータ抽出や消費電力波形から切断負荷の特徴を明らかにしました。今後の農機の電動化を見据えた技術開発として将来性があり、学術的にも評価できることから、論文賞の受賞に至りました。

本研究は農学研究科食料生産学専攻植物工場システム学コース農業機械システム工学研究室と井関農機株式会社からの寄附講座が共同で実施した成果になります。

表彰状

<大学院農学研究科>