令和4年10月7日（金）、人権侵害防止講習会をオンラインで開催し、教職員25人が参加しました。
愛媛大学では、毎年10月1日～10月15日を人権侵害防止週間と定め、重点的に人権侵害防止に関する啓発活動を行っています。その啓発活動の一環として、今年度もこの講習会を開催しました。
はじめに、人権センターの壽卓三センター長から、「問題の共有－孤立して『心理的安全性』が揺らぐ職員をどう支援するか－」をテーマに、人権問題への対応の再構築が必要とされる背景や、同一学部内における学生間のトラブル対応の基本フロー等について、説明がありました。
次に、同センターの野本ひさ副センター長から、大学の中で起こりがちな人権問題の例として、二つの事例（「職場環境の変化による業務の変更に伴う軋轢」、「学生や部下の指導におけるディス・コミュニケーション」）を挙げて説明があり、参加者たちは、グループに分かれて「トラブルを深刻化させないためにはどうすれば良いか」について、討論しました。
最後に、各グループからの発表と全体討議が行われました。各グループでの討論では、活発な意見交換が行われ、大変充実した講習会となりました。
人権センターは、今後も自他の尊厳を尊重し合う愛媛大学の実現に向けて取り組んでまいります。
＜人権センター＞