令和4年12月21日（水）、衛生管理者スキルアップ研修をオンラインで開催し、教職員36人が参加しました。この研修は、本学の安全衛生計画に基づき、各部局等で安全衛生管理業務に携わっている衛生管理者（第一種及び衛生工学衛生管理有資格者）を対象に、大学の衛生管理者として求められる安全衛生についての知識を習得し、職場の衛生管理に役立てることを目的として、毎年実施しているものです。
はじめに、安全環境課の山﨑課長から「事業場における化学物質の自律的管理に向けた改正を控えており、大学及び各研究室においても適切な法令対応が求められる。この研修で安全衛生に関する法令や実務について知識を新たにし、今後の活動に役立てていただきたい」と挨拶がありました。
続いて、労働衛生コンサルタントで愛媛産業保健総合支援センターの臼井繁幸産業保健相談員が「労働衛生に関する法令と衛生管理者の役割」と題して講演を行いました。衛生管理者が注意すべき職場の有害要因について、物理的要因、化学的要因、細菌・ウイルス等の各要因別に具体的な説明があり、直近の法令改正等の動きについても詳しく説明がありました。
最後に、全学総括安全衛生管理者補佐で、安全衛生教育推進分科会長及び重信事業場安全衛生管理室の浜井盟子室長が「愛媛大学における安全衛生の実務2022」と題して講演を行い、法令改正等への対応について説明がありました。
参加者から、「法令改正に向けて具体的に何を行う必要があるのか知ることができた」「具体的なリスクアセスメント実施支援ツールについて説明があり大変参考になった」等の声が寄せられ、直近の法令改正について理解を深める貴重な機会となりました。
安全環境課では、今後も職場内の問題点に関し衛生管理者一人ひとりが適切に対応できるよう、取り組んでまいります。
＜安全環境課＞