令和5年6月1日（木）、徳島県あわぎんホールで、第31回環境化学討論会（第2回環境化学物質3学会合同大会）が開催されました。そのなかで、大学院農学研究科生物環境学専攻環境保全学コース修士課程2年生の中島舞さん（環境計測学研究室）が、「ハウスダスト中PFASsの分析法開発と汚染実態調査」についてポスター発表し、優秀発表賞（CIL賞）を受賞しました。
発表の概要
近年、有機フッ素化合物（PFASs）の有害性や蓄積性などが指摘されています。PFASsは、様々な日用品やカーペットの表面加工剤などに使用されており、その一部はハウスダスト等に移行・吸着し、ヒトへの曝露が懸念されています。
本研究では、ハウスダストを対象としたPFASs 32成分の一斉分析法を開発するとともに、一般家庭で採取したハウスダストやオフィスダストを測定して、室内のPFASs汚染を調査しました。
＜大学院農学研究科＞