愛媛大学は、令和5年7月1日（土）に「愛媛大学食品健康機能研究センター」を開設しました。本センターは、農学研究科附属食品健康科学研究センターを前身とし、地域との連携による食品の健康機能解明研究をもとにした食品開発機能をさらに強化・先鋭化させ、その強みを活かして学内外の組織との連携強化を図るために新たに開設されました。
本センターでは、①機能性食品の開発、②栄養疫学研究の社会実装、③個々人の健康に寄り添った情報発信による健康長寿社会、④食品機能学研究の国際展開と社会実装、を主要な柱と捉え、機能性食分子研究部門、高機能食材開発部門、栄養疫学・食品機能開発部門の3部門体制で、食と健康に関する様々な取組を展開していく予定です。
開設にあたり令和5年6月29日（木）に、本センターが設置される樽味キャンパス内農学部本館において看板上掲を行いました。当日は、仁科弘重学長、社会連携推進機構の若林良和機構長、食品健康機能研究センターの菅原卓也センター長、山下政克副センター長、西甲介副センター長、農学研究科の治多伸介研究科長が出席し、新たなセンターの門出を祝いました。
来る令和5年7月25日（火）には、南加記念ホールにおいて開設記念式典を開催します。今後とも皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。
式典の主な内容
- 愛媛大学食品健康機能研究センター紹介
食品健康機能研究センター長 菅原 卓也
機能性食分子研究部門長 西 甲介
高機能食材開発部門長 荒木 卓哉
栄養疫学・食品機能開発部門長 岡本 威明
- 開設記念特別講演「食と健康～食の機能性研究の今後の展開について～」
公益社団法人日本栄養士会 代表理事会長 中村 丁次 氏
＜社会連携支援部＞