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JICA海外協力隊としてガーナへ派遣される本学学生が出発前に愛媛県を表敬訪問しました【9月8日(金)】

令和5年9月8日(金)、独立行政法人国際協力機構(JICA)の海外協力隊としてガーナへ派遣される、大学院理工学研究科博士後期課程の湯口貴聡さんが、出発に先立ち愛媛県を表敬訪問しました。

愛媛大学は、令和5年6月30日(金)に、ガーナ共和国への感染症対策支援のため、JICAと大学連携JICA海外協力隊派遣に関する覚書を締結しており、湯口さんはこの覚書に基づく初めての派遣となります。

愛媛県への表敬においては、最初に田中英樹副知事から「えひめ海外協力大使」委嘱状が授与され、本学の技術を生かした国際貢献への期待が述べられました。湯口さんは、「マラリアが原因で亡くなる患者の7割は5才以下の子供です。どの国に生まれたとしても、子供達が当たり前に育てるように、1日でも早いマラリア撲滅を目指した活動をしたいです」と抱負を述べました。

湯口さんは、本学学部学生時にマラリアという感染症を知り、人の免疫を上手に回避するマラリアと医学研究との闘いに興味を持ち、プロテオサイエンスセンターの高島英造准教授の指導のもと、マラリアワクチン開発を目標に研究を続けています。現地ではガーナ大学野口記念医学研究所において、本学で開発されたタンパク質発現技術「コムギ無細胞タンパク質合成系」を現地の研究機関でも運用できるよう、現地研究員に対するタンパク質発現研修等の活動に従事する予定です。

今回、現地での活動に必須となる試薬は、愛媛大学発ベンチャー企業「株式会社セルフリーサイエンス」から寄贈されます。今回の派遣と現地での活動により、ガーナの研究者と一緒にマラリア撲滅に貢献できることが期待されます。

記念撮影(左から尾澤社長(株式会社セルフリーサイエンス)、高島准教授、
田中副知事、湯口さん、山村所長(JICA四国)、土居会長(愛媛県青年海外協力隊を育てる会))
「えひめ海外協力大使」委嘱状

参考

■ 新聞掲載(令和5年9月9日付愛媛新聞)
令和5年9月9日付愛媛新聞(総合)
掲載許可番号:d20230912-01

<プロテオサイエンスセンター>