令和5年9月29日（金）、令和5年度第1回教育コーディネーター研修会を対面とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。本研修会は、教育コーディネーターの他、生成AIに関心のある教職員を対象として行われ、対面とオンラインあわせて約85人が参加しました。
はじめに、杉森正敏副学長（教育企画室長）から、今年度の本研修会のテーマ「学生支援とデジタル化の推進」について説明があり、その後、仁科弘重学長から、「愛媛大学の今後の発展方策について」と題した挨拶がありました。
続いて、生成AIと大学組織の関係の調査等を行っている九州大学の森木銀河氏による「生成AI利用の本質的理解ー大学の授業のためにー」と題した講演がありました。講演では、ChatGPTを中心としたテキスト生成AIに焦点を当て、テキスト生成AIの特性や限界、大学の授業における利用可能性についてご説明いただきました。ChatGPTで実際に生成されたテキストや高等教育機関の事例を交えた内容に、参加者は熱心に耳を傾けていました。
最後に、教育企画室の上月翔太講師から、生成AIについての事前アンケートをもとに、本学の教員の生成AIの利用状況や学生への指導状況、組織的に検討すべき課題について紹介がありました。
なお、森木氏の講演は、オンデマンド動画として、後日、愛媛大学教育企画室Webサイト内に公開する予定です。
＜教育企画室＞