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四国人財育成塾シンポジウムが開催されました【9月16日(土)】

令和5年9月16日(土)、香川大学幸町キャンパスイノベーションデザイン研究所(オンライン形式併用)において、四国人財育成塾シンポジウム「~AI新時代に必要な人財育成を考える~」が開催されました。本シンポジウムは、四国の5国立大学法人が令和3年3月に設置した一般社団法人四国地域大学ネットワーク機構(以下、「ネットワーク機構」)と香川大学との共催により開催され、AI新時代において社会から本当に必要とされる「人財育成」について意見交換が行われました。

始めに、ネットワーク機構の佐古秀一代表理事(鳴門教育大学学長)、同機構の筧善行副代表理事(香川大学学長)により開会の挨拶がありました。

続いて、関西学院大学の巳波弘佳副学長により、「AIの急激な進化は社会で必要なリテラシーを変えるか?」と題して基調講演が行われ、教育現場での生成AIの利用例を挙げながら、DXによる大学の人材育成について語り、またその中でAIに代替されない人材の育成として、関西学院大学で行われているAI人材育成プログラムを紹介しました。

その後、香川大学情報メディアセンターの八重樫理人センター長の司会のもとで、「AI新時代に必要な人材育成を考える」と題してパネルディスカッションが実施されました。各大学からのパネリストが「AI新時代に必要な能力・スキルは何か?」、「その能力・スキルを育成するためにはどうしたらいいか?」、「AI新時代に向けて四国地域大学ネットワーク機構が取り組むべきことは何か?」などについて考えを示す中、本学のパネリストである工学部の高橋寛学部長(情報メディアセンター長)は、「大学・高専機能強化支援事業(高度情報専門人材の確保に向けた機能強化に係る支援(支援2))」に係る助成金による本学の取組や、愛媛県のデジタル人材育成に対応するリスキリング・リカレント教育について紹介しました。
パネリストからの発言の後、アドバイザーとして各学長からのコメントがあり、「課題解決のためにデジタルを活用できる人材の育成」、「AIを適切に活用する人材の育成」、「デジタル人材を育成するための人材の育成」、「産業と結びつけたデジタルの活用」、「デジタル時代のコミュニケ-ションのあり方」など、今後の方向性や課題について意見が交わされました。

最後に、筧副代表理事の挨拶があり、閉会となりました。

<総務部>